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新・漫画ガスの話 69

作成日2020/11/03 更新日2022/04/09 コメント2023/07/18

Fガスの科学/原子・分子の話 元素・原子・分子

元素という抽象概念は原子・分子という具体的な実体を探す科学へと発展しました。
酸素という(化学)元素は酸素の性質を持つ物質を総称する概念です。そして酸素分子や酸素原子はそれを構成する具体的な「粒子」のような存在です。

原子や分子は電荷をもたない中性の粒子、負の電荷を帯びたものは「陰イオン」、正の電荷を帯びたものを「陽イオン」と呼び化学の研究はいよいよ科学的な段階になっていきました。
ここでいきなり登場するのはロバート・ブラウン、もちろん酒の名前ではなく科学者の名前です。生物学者のブラウンが発見したブラウン運動が分子の研究に大きなヒントを与えることになりました、

なお、「マイナスイオン」という言葉を使う人がいますが、これは科学の用語ではなく、誰かが勝手に作った和製英語であって、正式な定義もありません。負に帯電している水分子のクラスターのようなものを勝手にマイナスイオンと呼んでいるようにも見えますが、それはイオンではありません
「陰イオン」に似ていてとても紛らわしい言葉ですが、「マイナスイオン」が百科事典に載っていないのは、ボイル=シャルルの法則と同じ、日本だけで使われている言葉だからです。
こういうもっともらしい言葉を使う怪しげな企業や団体、信用できません。理科の教師で「陰イオン」を「マイナスイオン」と呼ぶようでは教員免許を返納すべきと思います。自分勝手に用語をでっち上げない、こと、これは基本中の基本です。