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新・漫画ガスの話 65

作成日2020/11/01 更新日2022/04/08 コメント2023/07/09
Fガスの科学/原子・分子の話 アヴォガドロの法則

ドルトンの原子説を完成させようと補正する法則を提唱したゲイ=リュサックやアヴォガドロ、しかしドルトンはこれを認めず、原子論は迷走してしまいました。

そこで、アヴォガドロが提案した単体の二原子分子の存在はドルトンの分子説の間違いを正し、実験データをうまく説明できるものでした。
しかし、ドルトンは自説を曲げず、都合のよい実験データだけを並べていったため、アヴォガドロの法則の方が間違っていると思われ、半世紀もの間、無視され続けることになってしまいました。
原子論は生みの親であるドルトンのデータ捏造によって大きく後退してしまったのです。
ベルセリウスは、ややこしいドルトンの元素記号をシンプルなアルファベットで整理し、精密な原子量の測定も行い、その結果は現在の原子量と大差ありません。一方のドルトン遠原子量は大きく異なっており、炭素の原子量は20%も異なる2種類、銀、金、白金は原子量が等しいというおかしな値になっていました。

ドルトン66年、アヴォガドロ76年、ゲイ=リュサック78年、ベルセリウス79年生まれです。原子・分子説は18世紀後半の科学者たちによって進められましたが、本当に分子が発見されるのは20世紀になってからのことです。