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新・漫画ガスの話 62

作成日2020/10/29 更新日2022/04/07
Fガスの科学/原子・分子の話 近代化学の父 ジョン・ドルトン

科学が錬金術にとってかわったのが17世紀、化学も怪しげな魔法の世界から科学的な学問へのと変わっていきました。
近代化学を切り拓いた人は数多く知られていますが、近代化学の父と呼ばれているのはボイル、ラヴォアジェとドルトンの3人です。
ドルトンは、非常に実験技術が低く、手順が雑だと言われおり、データの捏造疑惑など様々な問題が指摘されています。しかし、元素を形作っている「原子・分子」の姿を初めて具体的に描いた化学者として歴史に名を残しています。
ドルトンの原子説は不完全なものでしたが、良くも悪くも原子の存在を前提とした科学の出発点となり多くの科学者が原子説のまわりに集まってきました。