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新・漫画ガスの話 14
作成日2020/10/10 更新日2022/04/04

Bガスの科学/圧力の話 大気圧、高圧ガス

見えないガスを知る方法の最初は、「圧力」です。空気の圧力・大気圧がどのくらい大きいのか、マクデブルクの半球実験からよくわかります。
地球上、空気の底に棲んでいる人類にとって、真空は身近なものではなく、大気圧の環境が普通の状態です。大気圧との差で表わす「ゲージ圧力」という方法が使われています。大気圧は常に変化しているので、ゲージ圧力は本来の圧力ではなく、その場の目安でしかありません。
しかし工業的には大気圧との差は実質的にかかる機械的な力に相当するのでこれをゲージ圧と呼ばずに単に「圧力」と呼ぶ習慣もあり、混乱することがあります。
高圧ガスを取り扱う法律も大気圧との差であるゲージ圧力を基準にしていますが、絶対圧/ゲージ圧の明示がないため、文脈で判断する必要があります。
気象分野で使われる気圧は当然のことながら「絶対圧」ですが、高圧ガスや工業装置の圧力、血圧などは「ゲージ圧」です。

高圧ガスの法令はかつては「高圧ガス取扱法」と呼ばれ、高圧ガスは麻薬や銃などと同じ取り締まりの対象でした。現在は「高圧ガス保安法」と名称が変更されています。