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マッキントッシュは比較的簡単にOSをバージョンアップできます。
すでに旧機種になってしまったパフォーマもG3カード導入に続いてシステムをOS8からOS9にバージョンアップしました。
最新鋭機並みとはいかないもののまだまだ使えるようになりました。2000年6月
OS9は当初DHCPサーバーが使えないというバグがあって、ISDNのルーターを使用しているわが家ではEthernet経由で手軽に接続できなくなる可能性がありました。
OSが9.04になってこのバグが解消されたのをきっかけにパフォーマ5420にも最新のOSを入れることにしました。
1回目のインストール
  1. とにかくシステムフォルダのバックアップ。内蔵ディスクでコピーすると遅くなるので外付けのHDにバックアップ。
  2. パフォーマ独自のソフトであるFMラジオやテレビのソフトが所定の位置にあることを確認。システムフォルダと同じ階層のアプリケーションというフォルダのすぐ下に置いていないと正しく機能拡張がインストールされないということがOS8のインストールのときにあったから。
  3. 機能拡張マネージャで現在の状態を保存して、最小限の機能拡張に変更。
  4. OS9のシステムディスクを使って上書きでインストール。初期設定ファイルの移動などが面倒なので、新規インストールではなく上書きにした。
  5. 再起動をするがG3カードの機能拡張がないのでとにかく遅い。まずはこれをインストール。再起動しても問題なし。
  6. イーサネットカードがサードパーティ製なのでこれをもう一度インストールして再起動。
  7. いろいろなソフトを使ってみるとなんとなく動きがおかしい。特に普段よく使うiVewMediaが正体不明のエラーで起動しない。製造元のアメリカへメールを出したが時差があるので翌週まで回答は難しそう。
2回目のインストール
  1. OS以外にもいろいろなソフトを使い込んでいたせいか上書きバージョンアップではうまくいかないようなのであらためて新規インストールに変更。
  2. 新しくできたシステムフォルダをみるといくつかのファイルの位置が以前とは異なるみたい。iVewMediaが正しく起動することを確認してG3カードの機能拡張とイーサネットカードのインストーラを再度実行
  3. 一旦機能拡張マネージャで設定を保存してシステムフォルダ内のファイル全てにラベルをつける。これでこの後インストールされるファイルとの区別をつける。
  4. 古いシステムフォルダからいくつかの機能拡張と初期設定を新しいシステムフォルダに移動。
  5. Microsoft社のソフトはかなり多くのファイルをインストールしてしまうため、Word,Excel,PowerPointをインストールしなおしてそのたびに増えるファイルにも別のラベルをつける。
  6. Internet Explore5とOutlook Express5.02も起動すると自動的に機能拡張などを追加するのでそのたびにチェック。
  7. MacMP3は機能拡張を移動しても認識しないのでインストールディスクからやり直し。
OS9に変わって気づいたこと
  1. 外見上はOS8.1とほとんど変わらないけれどファインダーがかなり使いやすくなった。フォルダの中を一覧表示するときにファイル名やファイルサイズなどの項目の幅が変更できて順序も変えられるようになった。
  2. ファインダーのフォントが非常にきれいになった。
  3. パフォーマ5420でも1024*768での画面表示が可能になった。V-RAMが1メガバイトで増設できないのでフルカラーにはならず256色 表示しかできないけれど今までは800*600表示くらいまでだったので最近のアプリケーションではさすがに狭く感じ始めていたのでとても助かる。それに しても表示サイズがこれだけ変えられるということは、もともとハードウェアが1024ドット表示が可能だったのか?としたらこれまでのOSではこの機種が 忘れられていたのか?
  4. もともと我が家のマックは「フリーズ」は滅多にしていなくて「爆弾」にいたっては見たことがないけれど、以前よりはずっと安定しているように感じる。
OS9はお薦めか?
  1. OS9に変更した理由のひとつは、雑誌や参考書に載っている記事がほとんどOS9ベースの記事なのでそろそろ変更しようと思ったことと、OSX(オーエス テン)になるとG3カードのついたパフォーマはそろそろバージョンアップが難しくなるかもしれないと思ったので発売中止になる前にバージョンアップした (アップルのOSは新しいのが出ると古いのは販売されないから)
  2. 一番心配したG3カードもパッケージにOS9対応と書いてあったし比較的簡単にバージョンアップも完了しトラブルもないので一応正解と思うけれどOS8.1と比べて画面の表示領域が増えたこと以外あまり変わったという気がしない。
  3. Sherlokは便利だけれどとても使いこなせないしOS8.6の時に比べてデザインがけばけばしいのが気に入らない。
マッキントッシュOSの遍歴
マッキントッシュはパソコンを買うとOSがついてきます。意外なことにシステムのインストールがはるかに難しいWindowsの場合はOSが別売りです。 実際はプレインストールと呼ばれる方法でPCとWindowsはセット販売されることが多いため気づきにくいのですが、マックは本体価格にOSが含まれて いてPCの場合は別売りという対照的な販売方法です。いずれにしても買ってきて電源を入れるとすぐに使えるというのはほとんど同じです。
マッキントッシュの場合は、これ以外に頻繁にOSがバージョンアップしていて古い機種でもほとんど間違いなく新しいOSを使用することができま す。 Windows95からWindows98へもOSを買えば自分でバージョンアップすることはできますが、市販のソフトの中には、98プレインストール機 種しか対応しない旨の表記があるのが気になります。おそらくPC互換機のメーカーが多いため95から自分で98に変えた場合まで全て対応するのが難しいた めのようです。
マックの場合は1社でOSとハードを作っているため古い機種でも新しいOSが使えるのだと思います。OSのバージョンアップには有償の場合と無償の場合がありますが二桁めの番号以上が変更になるときはだいたい1万円くらいでシステムディスクを購入することになります。
わが家のMacOSの変遷:あまり最新版は使っていません。
新しいOSは、市場に出回ってかなり時間がたってからアップグレードしています。

Macintosh Color Classic Macintosh LC630 Performa5420 iMac eMac
1991 漢字Talk7.0
とにかく遅いけれど日本語のシステムセブンが動いた。
フロッピーディスク以外にCD-ROMのシステムディスクがあって再インストールが楽だった。




1993

漢字Talk7.1
システムディスクはCD-ROMがメインだけれどFDもあった。



1995

漢字Talk7.5.3
7.5.3と7.5.5のバージョンアップは市販されず雑誌付録などにアップデータが添付された。かなり安定
漢字Talk7.5
7.1とはかなり機能が異なるバージョンアップ。


1996

漢字Talk7.5.5


1998

MacOS8.0が一応動くけれどかなり遅くなるのと拡張フォーマットが起動ディスクに使用できないため7.5.5が一番使いやすい。 MacOS8.0
OS8はメジャーバージョンアップで市販されたが初期のHDドライバに重大なバグがあった


1999

MacOS8.1
無償のアップデータ配布方式で雑誌の付録を使用。






MacOS8.5
ハードディスク上にROMイメージを持つ構造に変わった

2000



MacOS8.6無償のアップデータ配布方式だけれど雑誌の付録にはつかずアップルのサイトから1時間近くかけてダウンロードした。




MacOS9.0.4
2003




MacOS9.2
2004




OSX10.3