趣味のページ。エフワンやガーデニングなど
「カタログにありそうな写真以外のもの」を撮ってみました。
写真は画質をおとしてサイズも小さくしていますが、
数が多いため、少し表示に時間がかかるかも知れません。
Gグレードやツーリングセレクションでない標準タイプの写真はありません。

 →プリウスのカットモデルの写真
(atlanさん提供ファイルより制作)
●室内(1)
△トップ】【室内1】【室内2】【室内3】【室内4】【視界】【ドア・ハッチゲート・バッテリー】【エンジンルーム
ヘッドライト】【足回りとタイヤ】【排気管とマフラー
これ、プリウスのメインスイッチです。
これからこんな車が増えるのでしょうか。
エレクトリック・マルチ・ビジョンEMVです。液晶でできていて画面 にタッチして操作することが出来ます。 ロボットカーの顔です。ナイトライダーのキットのように話し相手にはなってくれませんが、プリウスは結構しゃべります。
EMV の下にはオーディオのスイッチがありますが、なんと空調のスイッチがありません。EMVの画面 にタッチして温度設定などを変更します。
画面の右下は普通の車でい うシフトレバーです。一応、無段変速ということになっていますが、実際は変速をしないので実質は前進と後進の切替えしか必要ありません。ニュートラルモードもありますが、使う機会がありません。
シフトレバーの上にパーキングレンジをセレクトするためのスイッチがありますが、電源をオフにする(システムをオフにする)と自動的にパーキング になるので、やはりあまり使う機会がありません。
プリウスのメーターです。
センターメーターではなく運転席の真正面にありますがハンドルの間からではなくハンドルの上から見るタイプのメーターです。
遠くに見えるように工夫されているため運転中に焦点を変えずに見ることができます。遠視や老眼の人にはとても見やすいと思います。
前にあるのは鏡だけで、実際のメーターは下にあり2回反射して遠くにあるように見せています。
スピードメーターが常に明るいため、夕方はライトを付け忘れないようにライトをオートに しておくのがお薦めです。
IPA(インテリジェント・パーキング・アシスト)のメインスイッチ。IPA自体はソフトウェアなので追加されたハードウェアはこのスイッチひとつとのことです。
IPAは自宅と勤務先の駐車場はメモリーに登録しているので一発で入ります。人間が操作する方が圧倒的に速いです。
RRと書いてあるステンレス製のパネルはロールスロイスのジェットエンジンRB211のバッヂです。英国の友人にもらってからずっと飾りに使っています。RB211はカーボンブレードを使った当時の最先端技術を集めた大型機(エアバス)用のターボファンエンジンです。
これはEMVについているエネルギーモニターと呼ばれるものです。
スピードメーターはかなり前方にあり、EMVは手前ですから運転中は見ることができない(じっと見ると前方不注意になって危ない)のですが助手席側から見ると楽しいものです。
エ ンジンで走ったりモーターで走ったり、充電したりといった動きがアニメーションで表示されます。電池は残量 を8目盛りで示すようになっています が写真にあるのは8目盛り満タンの状態です。こういうことは平地を走っている時は滅多に起こりません。筑波山の道路を降りてきた時に気づいたらこうなって いました。
これはEMVの燃費・回収エネルギー と呼ばれる画面 です。燃費モニターというのは燃料の消費量と走行距離から瞬間燃費(燃料消費量)やトレンド(時間ごとの燃費の変化)を示すものです。燃費 計という測定器がある訳ではなく燃料の流量計と速度距離計から計算しています。このグラフを見ると資源を大事にしようという気持ちになりますがやはり走行 中は見つめることができないので交差点などで停車した時に見て、自分の運転を反省することになります。リッター40km以下の燃費はグラフに表示されませ んのでウルトラ低燃費で走りつづけると棒グラフは40のところで振り切れたままになります。
停車中なので瞬間燃費の棒グラフは表示されません。
これは燃費グラフが階段状になっている様子です。
走り始めはエンジンを温める(暖機運転)ためにかなり高燃費、次第に低燃費になっています。
見 事に階段状になってしまったのは、普段プリウスを運転しないママちんが、久しぶりに運転しているためで、運転に慣れてくるにしたがって次第に燃費が向上し ているのが分かります。20分から30分くらい走れば、普通 の人でも簡単にこのくらいの低燃費走行ができてしまう優秀な車です。走行中なので右 端の棒グラフも動いているのが分かります。
エネルギー回収マークが表示されていますが、燃費に好ましくない運転状況(発進・停止の繰り返しなど)の時ほど回収マークが多くなります。マークひとつで50Whあります。
これ楕円形のステアリング。スイッチがいっぱいついています。夜間は照明がつきます。エアコンの切り替えやナビの音声入力などのスイッチがあります。形状に工夫がされているため運転中でも操作を間違えることがありません。 これ方向指示器のレバーです。根元にプラスチックのブーツがついていてゴミが入らないようになっています。ワイパーのレバーも同じようにブーツがついています。
ライトの根元にあるリングはフォグランプのスイッチです。この部分は普通の車です。 オート(コンライト)の感度設定は3段階ありますが、ディーラーのコンピュータで変更します。一番早めの点灯に変更しました。
比較のためのオプティの計器盤。ハンドルの間からスピードメーターを見るタイプです。シンプルです。 ついでにミラの計器盤。タコメータが右側にあります。この頃の車はハザードスイッチが運転席側にありますが、昔のようなダッシュボードの下ではなくステアリングコラムの上です。2000年頃からは助手席からも届く位 置に変わってきています。
さらについでにウィリアムズF1用のステアリング。もちろんおもちゃです。プリウスと同じくらいたくさんのスイッチがついています。一番上のLEDはアクセルペダルに連動して点灯します。プレイステーション2の通 常のコントローラの代わりに使用します。 これもついでのGTフォース。こちらはすごくシンプルに出来ていますが、フォースバック機能があります。これは通 常のコントローラではなくUSB接続で専用のソフトを使用するしかけになっています。
 
●室内(2)前部座席
△トップ】【室内1】【室内2】【室内3】【室内4】【視界】【ドア・ハッチゲート・バッテリー】【エンジンルーム
ヘッドライト】【足回りとタイヤ】【排気管とマフラー
これがアクセルベダル。センサーとスイッチがあり電気のワイヤーはあってもスロットルを引っ張るワイヤーがありません。電子制御アクセル&電子制御スロットルです。もちろんモーターの制御を行う信号もここのデータを使用します。 これは、パーキングブレーキペダルとブレーキペダルとアクセルペダルです。俗称、足踏み式パーキング、フットブレーキ(ペダル)、アクセルです。ブレーキペダルは床に近いところにあります。これもブレーキバイワイヤーという機械式ではなく電気式のブレーキスイッチです。
運転席の足元です。センタートンネルがかなり大きく出ています。この中にエンジンの排気管が通 っています。フットレストの角度はセダン的で使いやすいものです。 これは前のドアについているスピーカーです。ずいぶんと視界に邪魔な位置にあります。
これはサンバイザーにあるバニティミラーの照 明です。ライトの横にスイッチ。ミラーのスライドカバーがスイッチ。バイザーを閉じてもスイッチが切れます。消し忘れ防止機構です。凝りに凝った仕掛けで す。初めて乗る人は感心するやら大笑いするやら、ちとやり過ぎではなかろうかと思います。運転席と助手席の両方にあります。こういうのってトヨタ車に多い ようです。 これはオプションのソナーによるコーナーセンサーです。プリウス専用ではありません。センサーは4ヶ所です。
パーキングブレーキをかけると警報がとまるようになっています。 運転席から遠すぎてスイッチに手が届きません。
こ れは前席の上のオーバーヘッドコンソール。かなりでかいです。トヨタの乗用車は運転席まわりのランプが多く、マップランプ2つとルームランプひとつがあり ます。前方はサングラス入れですが、説明書には夏場に熱くなるのでサングラスを入れっぱなしにしないように、と書いてあります? オーバーヘッドコンソールにあるライトを3つつけたところです。プリウスの室内には本当に数多くの電球があります。
照度センサーが2つあります。写真の左側がエアコン用、右側がコンライト(ヘッドライト用で昼夜の判定も行っている)。 ヒューズボックスは運転席側です。ステアリングの真下にあるのですが、とても見つけにくい場所です。デジカメを床において何度かシャッターを切って撮影しました。
助手席の足下です。シートスライドレバーはトヨタ流の幅広タイプ。この奥にオプションのカーナビゲーションシステムのユニットがあります。 助手席シートにはシートベルト締め忘れ警告装置用の体重センサーなどの配線やカーナビの配線などがあり、思いの外複雑です。法令では、警告装置が義務化されるのはまだ先のようですが、さきがけて装備されています。
これも助手席の下の写真です。非常に頑丈に作られているようです。 助手席の下を後ろから見たところです。カーナビのユニット。かなり奥にあるので後ろの座席に座っている人の足があたることはありません。

 
●室内(3)後部座席
△トップ】【室内1】【室内2】【室内3】【室内4】【視界】【ドア・ハッチゲート・バッテリー】【エンジンルーム
ヘッドライト】【足回りとタイヤ】【排気管とマフラー
オプションのグリップです。傘や杖を固定したり買い物袋をつり下げたりできます。足腰の弱った年配の方の乗り降りに便利なようにつけました。
シートのヘッドレスト固定金具のところでロックするようになっているのです。プリウス専用ではなく何車種かのトヨタ車で兼用ですがさすがに純正品です。少し値がはりますがそれだけ立派で、かなり丈夫です。
荷物を一杯下げたときは重くなるのでリクライニングに注意が必要です。傘立てを使う時も同様です。右側は傘置き場ですが、左側は杖を置くためのものです。
後部座席用カップホルダーはこんな感じです。 後部座席の間のトンネルも大きめ。プリウスには、4WDがないのだからまっ平らな床にして欲しいところです。
後部ドアにあるスピーカー。ドアポケットがありません。 後部座席はISO-FIX仕様になっています。
後部のドアです。パワーウィンドウのスイッチのついた肘掛(アームレスト)とスピーカーがあるだけのとてもシンプルなドアです。物入れなどはなにもありません。 後部の窓は写真のようにほとんど全て収納でき、ほぼ全開になります。真中の天井が高いため後部座席が窮屈に見えますが、実際はそんなに低くありません。
 
室内(4)オーディオ
△トップ】【室内1】【室内2】【室内3】【室内4】【視界】【ドア・ハッチゲート・バッテリー】【エンジンルーム
ヘッドライト】【足回りとタイヤ】【排気管とマフラー
プリウスにはCDプレーヤーとAM/FMラジオが標準でついて、オーディオレス仕様というのがありませんでした。オーディオに凝る人には標準の装備は不便かも知れませんが、あまり関心のない人にとっては標準のオーディオがあるのはとても楽です。 我家のプリウスはMDプレーヤーをオプションでつけましたがアップルユーザーなので車の中でもiPodを使ってみたくなります。これは前席のカップホルダーに取り付けたiPodです。我家のeMacと同じ色なので自動車の内装色では目立ち過ぎるようです。
これは前の写真のiPodをはずしたところです。コネクタひとつで、電源の供給とオーディオ出力を行います。ホルダーには吸盤がついています。 これは後部座席の左側シートを倒したところを車の前側から撮影したものです。オプションのカーナビゲーションシステムを 装備すると、おまけで車戴テレビがついてくるのですが、左の座席の後、左後輪のタイヤハウスのあたりに入力用のコネクタがあります。専用ケーブルが必要で すが写真のようにAVケーブルをつなぐことができます。イプサムのカーナビだと前席にAV入力端子がありましたが、プリウスにはついていなかったため MP3プレーヤーをつなぐときにこのケーブルを取り付けました。 (ECLIPSE KW-1275A)
オーディオのケーブルは充電器の根元につなぐようになっています。12Vのソケットがセンターコンソールの中にあるのでカップホルダーとは近い距 離でとて も便利です。でかくて走行中は開けることができないセンターコンソールですが、中には交流100ボルトのインバータや携帯電話の充電器などでぎっしりに なっ ています。 iPodを車で使用するときの部品です。
 
視界
△トップ】【室内1】【室内2】【室内3】【室内4】【視界】【ドア・ハッチゲート・バッテリー】【エンジンルーム
ヘッドライト】【足回りとタイヤ】【排気管とマフラー
バックミラーは車体ではなくガラスに直接ついていますが、その周りは眩しくないようにシェード状になっています。
ミラーはかなりしっかり固定されているため全く振動することがありません。
バックミラーのリンクは2ケ所あります。手前のものは軽く動きますがガラスに近い方は少し力が要ります。ミラー全体を上方へ引き上げると外れます。
雨水はこの大きなプラスチック製の溝にたまってワイパーの根元にある大きな水抜き穴から下に抜けます。 左側にだけ大きな空気取り入れ口があります。 これはフロントスクリーンへの写り込みの様子。
デフロスターなどが結構ガラスにうつります。気にしなければどうってことありませんが、ガラスの角度のせいか、視界にはいりやすいです。
サイドデフロスター。こんな小さな窓ですが曇りを消すための空気の噴出し口があります。
よく見るとTOYOTAの文字が書いてあります。
左側のドアミラーを折り畳んだところです。プリウスでは電動折り畳み(開閉式)ですが、ほとんど使ったことがありません。近所では、駐車中にドアミラーをたたんでいる車を滅多に見ることがありません。都会だと必要なのかも知れませんが、田舎だと使うことありません。
ボディの形状から後方視界がよくないと言われるプリウスですが、運転席から振り返るとこんな感じです。 バックミラーで後方を見たところです。サブウィンドウがあるとないとでは大違いです。
左斜前の視界です。柱(Aピラー)が大きいので注意が必要です。三角形のサブウィンドウ後ろの柱、スピーカーがあります。 右側の三角形の窓は運転席からはほとんど見ることができません。
後部座席から見た後方視界です。窓がほとんど真上。 ワイパーの運転席側は少しふき残しがあります。運転にさしつかえる程ではありませんが、気になることもあります。
 
ドア・ハッチゲート・トランク・バッテリー
△トップ】【室内1】【室内2】【室内3】【室内4】【視界】【ドア・ハッチゲート・バッテリー】【エンジンルーム
ヘッドライト】【足回りとタイヤ】【排気管とマフラー
リアハッチの下にもガラスがあります。エキストラ ウィンドウですが、これがないとかなり視界は狭くなります。上下のガラスの間にあるリアスポイラーはルー ムミラーに映る後続のトラックのヘッドライトをちょうど遮る高さにあるのが意外に便利です。後続車の存在がわからなくなるほど隠してはくれませんがシート の位 置によっては眩しさをかなり防ぐことができます。 ハッチをつかむ取っ手は内側です。イプサムのようなハンドルではないので順手では握れず逆手になります。ドアのハンドルは上からつかめてとても便利なのですが、ここは不便です。右側だけなのもかなり不便です。是非改良してほしい点です。
5ドアのプリウスはリアハッチがあります。イプサムの時は車庫の上に余裕がありました。ミニバンで平気だったのでプリウスは同然大丈夫だと思っていたのですが、......... ところがプリウスのハッチはかなり長いのです。屋根までぎりぎりです。駐車位 置によっては、スポイラーが当たります。 本当に意外でした。
リアハッチを開けるとトランクがあります。イプサムの3列めを倒した状態のトランクとほぼ同じくらいの広さです。両脇にはふた付きのポケットがあります。 トランクの下にはサブトランクがあります。かなりの物が入りそうです。この下にはスペアタイヤスペースがありますが我が家のプリウスはパンク修理キットがあり、スペアタイヤはついていません。
いままでもパンク修理キットやコンプレッサーを積んでいましたが今度は純正品なので、ぴたりと収納されています。
補機バッテリーとブレーキコントローラーです。 トランクルームの右端に置かれています。
室 内設置タイプですので安全性に留意されています。補機バッテリーは通常の鉛蓄電池です。ミラのバッテリーは10年目になっても使い続けていますし、イプサ ムも8年間使えたので、最新鋭のプリウスはこれを越えて長持ちして欲しいと思いますが、電装品が多いので少し心配です。
ブレーキコンピュータなどが入っているブレーキコントローラは初期のABS装置くらいの大きな黒い箱です。この写真からサブトランクの深さがけっこうあることもわかります。
これはトランクルームの下のサブトランクをはずすと現れるスペアタイヤ置き場です。(このままではスペアタイヤを入れることはできません)
ツーリングセレクションでは、スペアタイヤではなく、パンク修理キット(電動エアポンプ付き)が標準で装備されています。三角表示板を入れるスペースもあります。
奥の方に見えるのが銀色の箱がHV(高圧)バッテリーです。初代プリウスのHVバッテリに比べるとかなり小さくなっています。
フロアボードとプラスチック製のサブトランクを外して外に出したところです。これだけの物を出さないとスペアタイヤあるいはパンク修理キットを取り出すことができません。したがって一番下には普段滅多に使わない物を収納することになります。
ガ ソリンで動くプリウスの燃料補給口は左側。樹脂製の燃料タンクとフューエル・フィラー・キャップをつなぐ部分はラバーブーツになっていてある程度フレキシ ブルに動くようになっています。大きな衝撃でも壊れにくいようになっているのだと思います。このくらいの重さの乗用車だと60リットルのタンクが多いので すが、プリウスは45リットル。小さなタンクですが、プリウスにとっては十分過ぎるほどの大きさです。HV電池の重さと満タンのガソリンをあわせると大型 セダンのガソリン積載量と同じくらいになるものと思われます。 プリウスの窓は全て電動で、しかも自動です。
ワンタッチ式なので全開と全閉の場合はカチっと音がするまで操作します。

●エンジンルーム
△トップ】【室内1】【室内2】【室内3】【室内4】【視界】【ドア・ハッチゲート・バッテリー】【エンジンルーム
ヘッドライト】【足回りとタイヤ】【排気管とマフラー
エンジンルームを開けます。ボンネットはアルミなので非常に軽くなっています。バッドで被われています。
ウィンドウ・ウォッシャーのチューブはこのパッドの中に入っています。
ボンネットを開いたときに使用するステーは車体側ではなくボンネット側についています。初めてみました。
運転席の前に「フレームナンバ」ーと書かれたプラスチックのカバーがあります。これをはずすと奥の方にシャシーナンバープレートとワーパーモーターがあります。ワイパーはセミコンシールドタイプで根元に水抜き穴があります。 これは車の左側(右ハンドル車の助手席側)にある空気取り入れ口です。プリウスのエアコンには高性能フィルタが取り付けられていますが、フィルタはグローブボックス(直訳すると手袋入れ)の後にあります。
これプリウスのエンジンです。手前がガソリンエンジン。奥にあるのがインバーターです。中央に見えるオレンジ色のものはインバータ用の冷却水のタンクとその液体。
エンジンルームというよりはエンジン+インバータルームといった様相です。ガソリンエンジンもモーター(発動機)なので電気モーターとあわせてモータールームというのが正解かも知れません。
ガソリンエンジンは前方から吸入し後方排気。エアクリーナーの箱が大きくて小さなエンジンの本体が見えません。トヨタハイブリッドシステムTHS-IIのモーターや発電機なども見えません。
ミラーエンジンのためか独特の給気音がします。
走行用電気モーターのインバーターとエアコン用のインバーターがありますが一体になっているので区別 できません。インバーター用のラジエターがあるので冷却水のタンクがあります。 インバーターの発熱を暖房やエンジンの保温に使えれば冬場の燃費がよくなると思います。 インバター用の冷却水のリザーブタンク。クーラントはエンジン用と同じロングライフ・クーラント。
インバーターを冷却する冷却材(クーラント)をラジエターに循環するのにエンジンの動力を利用できないため電動ポンプです。 こちらはエンジン用の冷却材。ラジエターのすぐ後に薄型のリザーブタンクがあります。
4万キロメートル走行時にウォーターポンプが少し水漏れを起こしたため交換しました(メーカー保証部品)。
ウォッシャータンクの液を抜いているところです。ものすごく時間がかかりました。 撥水コーティング専用のウォッシャー液を入れたので、他の液と「まぜるな」シールを貼りました。何と5リッターも入りました。
冬になるとエンジンの温度が下がるため、室内暖房に必要な熱源のために頻繁にエンジンがかかります。簡単な温度センサーをとりつけて様子をみることにしました。 温度センサーはアルミテープを使って冷却水ホースに貼付けただけです。ひとつはエンジン用、もうひとつはインバータ用の冷却水。
冬場の測定ではいつもインバータの方が温度が高いようです。
温度センサーのケーブルは途中で切ったりできないため、取り回しが面 倒。そこでエンジンルームから直接ウインドシールドの横にケーブルを引き出しています。 フェンダーとAピラーの見切り線のところにセンサーのケーブルがぴったりはまるので、黒い両面 テープを使って隙間に押し込んでいます。三角窓の下はウェザーストリップゴムに沿ってアルミテープで固定しています。しばらく計ったらはずすつもりなので、手抜きの施工です。
 
そのまま運転席の前に表示部を置いています。電源はボタン電池ですが液晶のバックライトは自動車用の12ボルト。  
 
●ヘッドライト
△トップ】【室内1】【室内2】【室内3】【室内4】【視界】【ドア・ハッチゲート・バッテリー】【エンジンルーム
ヘッドライト】【足回りとタイヤ】【排気管とマフラー
これはHIDヘッドライトのユニットです。後方のエンジンルームはバラストなどでぎっしりなので簡単に手が入りません。レンズはついておらずプラスチックのカバーがあるだけです。配光はレンズカットではなくリフレクターで行われます。
ユニットの下にランプコンピュータがあるそうですが見えません。レベル調整はオートなので素人は触れません。
HIDは2灯式なのでハイ・ローの切り替えはシェードの前後スライドで行われています。この写真から機構の一部が少しわかります。
発光部を覆っているシェードの後方に小さなスライド部分があり、ここが前後に動いてヘッドライトのハイ・ローを切り替えています。
ロービームを固定してハイビームをハロゲンランプにする4 灯式を採用する車もたくさんありますが、省エネ・省資源を考えると2灯式の方が有利です。
ロービームを点灯したところです。シェードの後端部分がまだ後側にせりだしています。 ハイビームに切り替えたところです。シェードの後端部分が前方に移動してこの位 置からはみえなくなっています。ロービームの時よりは発光部が長く見えます。
これはHIDランプを点灯したところです。上は車幅灯(俗称スモールランプ)です。 コストダウンをはかってランプ一体のポジションランプにする車が多い中で、しっかりと別 体のスモールランプを持っています。でもプラスチック。 これは方向指示器を点滅させたところです。標準では、ドアの開錠や施錠の時に方向指示器が点滅する設定になっていますが、ディーラーの整備工場で設定を変更して点滅しないようにしました。
ロービームです。点灯直後の数秒は暗いもののすぐに明るくなります。色温度が高い(青白い)ため最初はやや暗く感じることもありますが、非常に見やすいランプです。 ハイビームです。手前が暗くならずに照射距離だけが伸びます。HIDなので高出力のハロゲンランプのようには明るくありませんが、十分に見やすいものです。
 
●足回りとタイヤ
△トップ】【室内1】【室内2】【室内3】【室内4】【視界】【ドア・ハッチゲート・バッテリー】【エンジンルーム
ヘッドライト】【足回りとタイヤ】【排気管とマフラー
整備工場で油圧ポストで持ち上げているところです。
サスペンションの伸び側のストロークはこのくらいです。
いっぱいに持ち上げたところです。
フロントサスペンションです。こうしてみると、普通 のトランスミッションにみえないこともありません。タイヤの前にスパッツが見えます。 センタートンネルにはエンジンの排気管があります。なぜこんなに大きなトンネルが必要なのでしょうか。プリウスには四輪駆動車がありません。他のトヨタの車種とアンダーボディ(プラットフォーム)を共有しているためではないかとのご意見を頂きました。
こ れは後輪の前から前輪の方を撮影したものです。ツーリングセレクション専用のアンダーフロアーカバーです。フラットボトムというよりステップドボトムのよ うです。たくさんの穴があいていますが穴は後方へ向かって開口しています。水抜きか、石抜きか、目的は不明です。セダンであることを考えたら凝っていま す。 リヤサスペンションとメインマフラーです。この 部分はフラットではありません。あまりにも単純なサスペンションなのに驚きます。これまでに乗っていたコンチェルトのダブルウィッシュボーンやアコードの ストラットなどの独立懸架に比べるとどうしても安っぽく見えてしまいます。メインマフラーもっとひらぺったくしてスペースを稼いで欲しいです。
アルミホイールなのに樹脂製のキャップで被われています。空気抵抗低減のため? エコカーなのに16インチの55タイヤ!195/55R16は新種のサイズ。
従来からあるのは205/55R16。

ツーリングセレクション用の16インチ標準ホイールにはセンターキャップがついていないのでホイールキャップをはずすとハブのセンターがそのまま出てしまいます。15インチホイールはホイールカバーだけではなくセンターキャップもついているのでそれを流用できます。
センターキャップ(オーナメント)はスプリング式なので取り外しができますが、つけたままでもその上からホイールキャップを取り付けることができるためそのままにしておくことができます。
コーナーセンサーの受発信部はバンパーに取り付けられていますが、かなり小さく濃い色のボディー色では目立たないようです。
やや標準をはずれるサイズのタイヤですがチェーンは195/65R14あたりとほぼ同サイズのものが使用できます スタッドレスタイヤ(スタッドがないスノータイヤ)。
ホイールとタイヤは入手しやすかった15インチにしました。
185/65R15のブリヂストン製スノータイヤ
車重を考えると185ではやや細いようにも感じますが何の問題もありません。
タイヤ交換時の様子です。(スタッドレスタイヤから通常タイヤへ)
「タイヤ交換」といってもホイールごと交換するのであってタイヤそのもののを脱着する訳ではありません。
ホイールの内側に、前回使用した時の前後左右の位置をガムテープに書いて貼っておきました。
タイヤ・ホイール4本。かなりかさばります。これも貴重な資源です。
ホイールキャップを外して清掃。
15インチスタッドレス
インパクトレンチは空圧式ではなく手軽な電動式
上が純正ホイール用のハブナット。下が社外品ホイールのナット。
純正ホイールの内側にはメーカーの刻印
ホイールを外した状態の左後ろ。まだまだ無駄なスペースがたくさん。荷物室が小さいプリウスの欠点を補うために工夫できるスペースはまだまだありそうです。
15インチホイールだと足元がやや貧弱に見えることがあるのですが、元の16インチにして見慣れたプロポーションになりました。ほとんど慣れの問題です。
 
●排気管とマフラー
△トップ】【室内1】【室内2】【室内3】【室内4】【視界】【ドア・ハッチゲート・バッテリー】【エンジンルーム
ヘッドライト】【足回りとタイヤ】【排気管とマフラー
よほどのぞき込まないと見えないプリウスの排気管です。
下を向いています。最近の欧州車はこのような斜め下向きの排気管が流行りです。
エンジンが止まっているときは本当に電気自動車のようなプリウスですが、やはりガソリンエンジン車です。
しかし、プリウスのマフラーはシルバーなので角度によっては目立つこともあります。ほとんど円筒形です。スペースを考えたらもっとコンパクトで扁平のマフラーにできないものかと思ってしまいます。
高級車と呼ばれる車の多くがマフラーが見えないデザインに変わってきています。エフワンのようなレーシングカーにはもちろんマフラーはありませんが、電気自動車にもマフラーはありません。
しかし、プリウスは普通のガソリンエンジン車なのでマフラーがあります。
一方、こちらは同じハイブリッド自動車のホンダインサイトの排気管。
近づいてよく見るとバンパーの中からパイプだけがのぞいています。マフラー本体は見えません。遠くから見ると電気自動車のようにみえます。エンジン停止の頻度がずっと高いプリウスこそ排気管が見えない工夫が欲しいと思いました。
そこで耐熱ペイントのブラックで目立たなくすることにしました。
マフラーの背面だけ塗ればよいので結構適当です。しかも下半分だけ。 もとはこんな感じでしたが、
ほぼ同じ位置から塗装後の写真をとるとこんな感じです。
塗装を乾かしているうちに暗くなったので、ストロボをたいて写していますが、それでも目立たなくなりました。
電気自動車には見えませんが、それでもマフラーの存在が目立たなくなったので、排気管も目立ちません。少しプリウスらしい主張をしてみました。