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クリーンエネルギー自動車 CEV・プリウス
製造過程から日常の走行まで、全く無公害の車はありません。
自動車そのものが環境に大きな負荷を与えており
地球環境にによい車なんてありません。
でも開き直らずに、少し考えてプリウスを検討してみてはいかがでしょうか。
どうしても車が必要な時は少しでも環境負荷の小さな車を選ぶと言う方法もあります。
プリウスはクリーンエネルギー自動車CEVに指定されています。
条件によっては行政補助金を受けられる場合もあります
(2003年現在)
●省エネルギー
プ リウスの特長は燃費がよいことです。電気自動車ではないプリウス はガソリンエンジンが動力源ですが、ガソリンの消費量は他の車に比べてとても少ないため、自動車の省エネルギーに役立ちます。ただし車を走らせるのに必要 なエネルギーはガソリンだけでは十分ではありません。車を製造するためには非常に多くのエネルギーを使い、車を維持するためにはオイル(機械用の潤滑油) やバッテリーなどの消耗品などが必要になります。
車は環境負荷が大きく、エコロジーの観点からは好ましい存在ではありませんが、人間社会の中で人や物を運ぶためにはどうしても必要な物になっ て います。主に自家用乗用車として使用されるプリウスには、エコカーという呼び方は正しくないかも知れません。しかし、今すぐに乗用車を廃止することもでき ません。少しでも環境に対する負荷を小さくする方向で作られた車として、プリウスをエコカーへのひとつの提案だと考えたいと思います。
●環境・温暖化
日本では原油を海外から輸送・輸入して精製してガソリンなどの石油製品を生産していますが、ガソリン1リットルの消費に対する二酸化炭素排出量は2.3kgとされています。灯油だと2.5kg、軽油だと2.6kgということになります。
日本の電気は現在、1kWhあたり0.38kgの二酸化炭素排出量です。発電、変電、送電などの各工程があり、かなりの量の二酸化炭素を排出する ことになります。 電気自動車だろうとガソリンエンジン自動車であろうと大変な量の二酸化炭素を排出することには変わりはありません。
 
●実際はどうなの?とても簡単な我家のプリウス・インプレッション
●プリウスの燃費:
燃料消費率、略して燃費(ねんぴと読みます)は日本で は、ガソリン1リッターで走行した距離で示します。

日本では燃費と言いながら通常使用される単位は「単位消費燃料あたりの走行距離」で表されますので低燃費の方が、この数値は大きくなります。

寒くなるとどんどん燃費が上がります。夏場はリッターあたり20キロメートルくらいの、さすが「プリウス」と思わせる低燃費も、真冬になるとリッターあたり17キロメートル程度のやや平凡な燃費になってしまいます。
簡単な温度計をシリンダーヘッドに貼り付けて、エンジンの温度を測り始めていますが、摂氏20度くらいにしかなりません。暖房のために頻繁にエンジンが始動しますが、それでも低い温度の状態が続きます。
昭和47年型のホンダライフは町の中でリッター18キロメートル、遠出するとリッター25から30キロメートルだったので何となく同じくらいの燃 費。でも エンジンの排気量は4倍、エアコンがついていて重さも3倍近いプリウスがライフと同じ燃費とは、やはりハイブリッドはすごい。

●使用条件:平均値
1日の平均走行距離 =34.6キロメートル
1回あたりの給油量 =36.4リットル
給油1回あたりの期間 =20.5日
給油1回あたりの走行距離 =703.7キロメートル
通算の燃費 =19.4キロメートル毎リットル:カタログ値30.0km/lに対して、155%。約6割増しの実用燃費。
 
  給油回数 走行距離 補給燃料 燃料消費率 通算燃料消費率
    km L km/L km/L
2003年冬 7 4,192 235.9 17.8 17.8
2004年春 6 4,260 201.7 21.1 19.3
2004年秋 4 3,230 156.5 20.6 19.7
2004年夏 5 3,468 178.0 19.5 19.6
2004年冬 5 2,943 173.1 17.0 19.1
2005年春 4 2,590 139.0 18.6 19.1
2005年夏 4 3,134 155.0 20.2 19.2
2005年秋 4 3,103 150.8 20.6 19.4
2005年冬 4 2,539 147.6 17.2 19.2
2006年春 4 3,004 153.9 19.5 19.2
2006年夏 3 2,470 115.8 21.3 19.3
2006年秋 4 3,117 152.2 20.5 19.4
2006年冬 3 2,076 114.0 18.2 19.4
19 11,750 670.6 17.5  
14 9,854 494.6 19.9  
11 8,834 427.3 20.7  
13 9,688 481.0 20.1  
           
 
わが家のプリウスの燃費記録

●省資源とメンテナンス
車は消耗品です。いくら、環境性能の高い車でも、長持ちしなければを意味がありません。 プリウスは、従来車に比べて減っている部品もありますが、増えている部品も多いようです。
環境負荷の小さな車を目指したプリウスですが、特別に従来車と異なる部分がある訳ではないようです。
エンジンの排気量が1.5リッターなのでアリオンの2リッター車と比べるとエンジンオイルが1割程度少なくなっています。アリオン1500ccエ ンジン車と同じです。エンジンオイルに関してはエンジンの排気量と構造による部分が大きくV型エンジンのようにシリンダーヘッドが大きい車だと大量のエン ジンオイルが必要になりますが直列4気筒エンジンなのでそれほど多くはありません。
●部品・装備品などの比較 ●メンテナンスデータ
部品 従来車 プリウス
車体 アリオン2000:1240kg(乾燥重量)
アリオン1500:1140kg
プリウス1500(GツーリングJBL仕様):1300kg
プリウス1500(S):1250kg
エンジンオイル ○消耗品 ○消耗品
オルタネータ なし
セルモーター なし
ラジエター ○/なし(車種によるがほとんどのガソリンエンジン車ではラジエターあり) ○エンジン用
○インバータ用・モーター用
電気・電機系統    
高圧発電機 なし ○(通常のハイブリッドカーではモーターと兼用)
走行用モーター なし
走行用バッテリー なし ○消耗品:ニッケル水素充電池
走行用インバータ なし ○昇圧回路あり
補機バッテリー
○消耗品:(エンジンルーム設置)
46B24R(2000CVTおよび寒冷地)
34B19R(その他)

→46:バッテリ容量や性能
→B:短側面のサイズ、A〜H
→24:長側面のサイズ、センチメートル
→R:端子を奥にして右側がプラス
○消耗品:(室内設置)
S34B20R(S)
S46B24R(G)

充電方法が異なるため、従来車のような、寒冷地仕様用のバッテリは不要。
補機バッテリー充電用コンバータ なし(オルタネータからレギュレータを経由) ○(HVバッテリーから)
駆動系    
トルクコンバータまたはクラッチ なし
変速機:前進用 なし
変速機:後退用 なし
ディファレンシャルギヤ
ブレーキ油圧用ポンプ なし
エンジン負圧利用ブレーキブースター なし
ステアリングアシスト 油圧/電動/なし 電動
冷房機能付きエアコンディショナー ○コンデンサ、エバボレータ、圧縮機 ○コンデンサ、エバボレータ、圧縮機
圧縮機用モーター なし:エンジン利用機械式 あり
エアコン用インバータ なし あり
省エネ装備    
エネルギー回収回路 ほとんどの車には装備されていない あり
項目 比較車:
アリオンFF車:2000CVT
エンジン1AZ-FSE
プリウス:
エンジン1NZ−FXE:モータ3CM
燃料(容量:参考値) 無鉛レギュラーガソリン(60リッター) 無鉛レギュラーガソリン(45リッター)
冷却水エンジン用 7.0 5.3
冷却水・モーター用およびインバータ用 なし 2.6
オートマチックトランスアクスルフルード 8.6 3.8(ハイブリッド用)
エンジンオイル 4.0リットル: 3.4リットル:
指定オイル 5W-30,5W-20,10W-30 0W-20,5W-30,10W-30
タイヤ 195/65R15 91S(15×6JJ)または
185/70R14 88S(14×6JJ)
195/55R15 86V(16×6JJ)または
185/65R14 88S(15×6JJ)
タイヤ空気圧(ゲージ圧、冷間) 前230kPa/後200kPa 前230kPa/後220kPa
応急タイヤ T125/70D16 96M または
T135/80D16 101M
T125/70D16 96M または
修理キット
ウィンドウ・ウォッシャータンク 3.5リッター 2.5リッター
(寒冷地仕様車4.1リッター)
主な電力消費    
ヘッドランプ 60/55W(H4) 60/55W(H4)
  35W(HID) 35W(HID)
フロントフォグランプ 51W(HB4) 51W(HB4)
フロント方向指示灯
兼 非常点滅灯
21W 21W
車幅 5W 5W
サイド方向指示灯兼非常点灯 5W 5W
番号灯 5W 5W
尾灯 5W 5W
リヤ方向指示灯兼非常点滅灯 21W 21W
リヤフォグランプ  21W 21W
後退灯 21W 21W
制動灯 21W LED
尾灯 5W 5W
番号灯 5W 5W
ハイマウントストップランプ 16W LED
トランク灯 3.8W ラゲージランプ 5W
ルームランプ 8W 8W
ざっとながめてみると、やはり消耗品の中ではバッテリーの存在が大きいように思います。
HVバッテリは高価な部品ですが、充電量が常にコンピュータで制御されています。エネルギーモニターに示されるバッテリーの残量レベルメータは実 際の充電 量とは異なった値を示していて、空っぽや満タンのように見えるレベルでも実際のバッテリは性能からみるとかなり余裕があるとのことです。過充電や過放電を 防いで長持ちするように考えられています。かなり賢いスマートなバッテリですが、実際にどのくらいの期間使用できるのか、初代プリウスが公道を走り始めて まだ10年たっていませんので、本当の評価はこれからです。

補機バッテリは、普通の鉛バッテリなので、HVバッテリに比べ安価です。
HVバッテリほど精密に制御されているとは思えませんが、それでもエンジンとは無関係にHVバッテリーからコンバータを介して充電されていますの でバッテリのメンテナンス上は条件がよいのではないかと思います。エンジンルームではなくトランクルームに設置されていることもに長期にわたってよいコン ディションが維持できると考えられます。 しかし、プリウスはたくさんのコンピュータや電装品を積んでいて電力負荷は他の車より高いため少し心配です。水ポンプやブレーキ油圧ポンプなど他車が電気 を使っていない部分にも多くの電気モータが使用されています。プリウスだけではないのですが、最近の車の多くが通信によるリモコンドアロック、イモビライ ザーなどの電流を常に使用しており電気の負荷が大きくなっています。まだ発売から10年たっていないプリウスですが、すでに補機バッテリーを交換した車が あると聞きます。少しがっかりです。

イプサムのバッテリーは8年経たずにだめになってしまいました。
ミラのバッテリーは10年目になってもまだまだ快調です。イプサムの方は寒冷地仕様の大きなオルタネータやバッテリーがついていたのにもかかわら ず、先にバッテリーを交換することになってしまいました。アイドリングストップ(自動ではなく運転 者による手動)を繰り返し、カーナビやサンルーフなど電気を必要とする装備が多かったためだろうと考えています。
プリウスの補機バッテリーがどのくらい使用できるのかはこれから分かることですが、もしイプサムやミラのバッテリーよりもたないのであれば、こ の 点において環境性能は低いと考えることにします。いくらニッケル水素電池の耐久性が高くても、補機バッテリの耐久性がなければ省資源・省エネルギーにな りっません。自動車バッテリーに使用されている鉛蓄電池は環境負荷の高い物質を使っているため、できるだけ交換せずに長く使いたいと思います。プリウスの ような非常に賢い充電システムを持っている車では一般 の車よりもずっと補機バッテリーの耐久性が高いことを期待します。

ついでに、同型のアリオンとの比較ではなく、同じトヨタ自動車の他の車と環境性能を比較した表を一番下に示します。


 
●クリーンエネルギー自動車CEVプリウスを買おう
Clean Energy Viecle CEVという言葉があります。
クリーンエネルギー自動車購入を補助する制度があります。(2003年11月時点での情報)

http://www.jari.or.jp/ja/cev/index.html ←セブのホームページです。
●なぜ?
プ リウスの特徴はなんといっ てもガソリンエンジンと電気モーターのハイブリッド動力による省エネルギーです。これは従来のガソリンエンジンだけの車よりも複雑で高価なしかけです。し たがってこの車を買おうという場合は、どうしても従来の車より販売価格が高くなってしまい普及に時間がかかってしまいます。
そこで税金などを使って購入者の負担を減らして普及を促進しようという制度があります。将来全ての車が低公害・低燃費になればこの制度は不要になるのでしょうが、まだまだプリウスのような車は少数派です。
いくつかある制度のうち財団法人自動車研究所が行っている制度を利用することにしました。
以下は、今回勉強した内容です。
●誤解のないように!
  この補助金は「公募」です。自動車の販売店とは関係がありません。自動車を購入する個人などと補助金を交付する機関との間の契約に基づくものです。
したがって、この補助金が必ず交付されるとか、応募の手続きを販売店が代行するといったことを宣伝したり、これを条件に自動車を売ることはでき ません。自動車を購入する側も、ある程度販売店が協力してくれるとか、教えてくれるといったサービスを期待するかも知れませんが、あくまでも購入者が応募 するのです。販売店は、審査に合格し交付を受けられることを保証することも補償することもできません。
自動車を販売する店は行政上の手続きを代行するものではありません。あくまでも購入者本人が、「国の省エネルギー政策などに共感しクリーン自動 車の普及事業に自分も参加しよう」という意思を持って応募するものです。応募の条件は 何度も読み返して勉強する必要があります。これをディーラーまかせにしたり、キャッシュバック制度だと勘違いしてはいけません。
●NEDO
  独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)ではCEV事業に対して普及促進を行っています。関連する事業は3つです。
(1)(財)日本自動車研究所:電気自動車、ハイブリッド自動車、非事業用充電設備設置工事費
(2)(社)日本ガス協会:天然ガス自動車、非事業用天然ガス燃料等供給設備設置費
(3)(財)エコ・ステーション推進協会:事業用燃料等供給設備設置費
プ リウスはハイブリッド自動車なので(財)日本自動車研究所の所管となります。補助金と自動車研究所という名前の組み合わせは、少し奇異な感じがしますが、 2003年に(財)日本自動車研究所が(財)日本電動車両協会、(財)自動車走行電子技術協会と統合し,新に(財)日本自動車研究所となったためです。
●「電気自動車等購入補助制度」を勉強しました。
  (1)制度について
  この制度は「電気自動車とハイブリッド車」の購入資金の補助制度です。
日本電動車両協会の統合によって今は(財)日本自動車研究所が申請窓口になっていますが、これは資源エネルギーを所管する経済産業省の「補助事業」です。

「補助事業」の方式は「公募」です。
一般的に国の公募案件に応募するのには大変な労力が必要ですが、この事業は個人でも応募できるので、他の制度に比べて手続きがかなり簡素です。(あくまで相対的なものです)。
制度の主旨から応募の資格条件もそれほど厳しくはないのですが、公共団体や法人に比べ個人の方が条件が厳しいと思います。私の場合、条件は満たしているよ うに思えたので、応募に挑戦してみることにしました。会社員なので「個人の通勤用」として申請しています。
制度を勘違いして不正受給になってはいかんと思い、まず真剣に資料を読み返しましたが、応募する者は個人であっても「補助事業者」となる訳ですから、書類を作る時は結構緊張します。
販売者である自動車ディーラーに手続きの代行を依頼することはできないので書類は自分で作るのが基本ですが、私の場合はトヨタの営業さんの親切なアドバイスで助かっています。
(この手続きをめぐってユーザーがディーラーに文句を言ったりするのは筋違いのことです。本当は購入者個人が行う手続きです)
  (2)応募要件
    まず国の他の補助金と重複して申請することはできません。次の条件が必要です。

●ハイブリッド車などは新規登録の自家用自動車であること。
中古車は不可です。地方公共団体の場合は、ほぼこの条件だけですから制約がないのと同じです。

法人の場合では、次の条件が加わります
●年間走行距離が6000km以上であること
●業務用に常時使用すること
●既存の車を買い換え又は既存の車の走行のうち業務利用相当分を代替すること

個人が通勤に使用する場合、次の条件が加わります
●年間走行距離が6000km以上であること
●既に通勤用に使用している車の買い替えであること
●直線距離で10km以上、実走行距離で12km以上(片道)
●自動車の通勤時間が、公共交通機関等を利用する通勤時間より短いこと

法人の場合、プリウスを追加車両にできますが、個人の場合は、今使用中の車を手放すのが条件です。
我が家の場合、車歴10年前後の車3台を使用していますが、制度の主旨に沿って、一番燃費の悪い車を手放すことにしました。
この制度は、現在、車を使用していない人は対象外です。
若い人が就職して初めて買う車がプリウスというのがあってもいいと思いますが、まず6ヶ月間は自分名義の車に乗って通勤をしていないと応募の資格がありません。
個人使用の場合、通勤証明、距離制限、公共交通機関との比較など条件が厳しくなります。走行距離を証明する書類が必要で、適当な数字を記入することはできません。したがって都会に住んでいる人はこの制度を利用しづらくなっています。

重要な条件を忘れていました。購入予定の車が補助対象車両になっていることです。
2003年のハイブリッド25車のリストの中に新型トヨタプリウスSとGが入っているのを確認しました。車の性格を考えると、2004年度も間違いなくプリウスは含まれるはずです。
  (3)審査基準
    「クリーンエネルギー自動車率先導入計画書」などの「補助金交付申請書一式」を自動車研究所に提出します。審査は書類審査です。
公共団体で3種類、法人で4種類であるのに対して個人では8種類もの書類が必要になります。公募は年に5回行われており先着順です。毎回の公募で 予算枠を超えた時はその日以降は先着順ではなく、まとめて抽選になります。現在、第4回目の公募中です(10月1日から11月30日です)。第5回目も予 定されていますが、全体の予算枠をオーバーしたときは打ち切りの可能性もあります。
  (4)注意事項
    注意事項はたくさんあるのですが、特に重要なのは3つです。
●自動車研究所発行の交付申請書受理通知書の発効日前に自動車登録してはいけません。「通知」前にナンバーをとった車は対象外です。
●来年3月20日までに支払いが完了していること、および、所有者名義は申請者と同じであること。したがってローンで所有権が留保されている場合も、この日までに名義を変更を完了していないといけません。納期ぎりぎりの時は注意が必要です。
●対象車両は減価償却資産としての耐用年数表に定められた期間(プリウスは6年)は研究所の承認を得ずに処分するができません。
車両の管理規定があり、その条文の中に、「補助事業者(車の所有者)は取得財産(プリウス)を補助金交付の目的に従って、その効率的運用を図らなければならず」、「一定期間その処分を行ってはならない」とあります。
6年間は売買、交換、廃棄ができず、担保にすることもできません。
売買だけでなく無許可で廃車にすることもできません。

また、「補助金交付の目的が達成できない場合は、自己の責によらない場合を除いて補助金を返納しなければならない」とあります。
要するに「自己の責によらない」事故や盗難で車両を失った場合は補助金の返納は請求されないということだと思いますが、実際の運用はどうなっているのか知りませんが、この条文は、自分に少しでも過失がある場合は返納の可能性もありそうです。

プリウスの環境性能を買おうという人だと大事に6年は乗るでしょうから、よほどのことがない限り補助金を返納することはないだろうと思いますが、もし鍵をつけたまま盗まれたりしたら車を取られた上に金まで返すという踏んだりけったりの状態になりそうです。
  (5)補助金の額の算定
    基本的に、ハイブリッド等による差額の半額が補助金の額になります。
プリウスの場合エスティマのような非ハイブリッドのベース車両がないため、トヨタアリオンの1500ccエンジン車をベース車としています。
アリオンとプリウスの差額は444千円と算定され補助金は210千円となっています。
ベース車との差によって補助金は大きく変わりますが、クラウンマイルドHVで本体価格の1%程度、アルファードHVで6%程度、RAV4の電気自動車で30%程度となっています。
プリウスだと10%弱なので補助金は多いと思いました。
なぜアリオンと44万円も差額があるのか不思議です。
兄弟車であるプレミオやアリオンの2リッター車と比べると差額がほとんどありません。プリウスをアリオン2000だとみなすとハイブリッドの差額が生じないのですが、アリオン1500と比べるとこれだけの差になるということです。
プリウスの場合、要件の揃う人は、面倒だと思わずに応募する価値があります。
なお、ツーリングセレクションはグレード名ではないため補助対象車のリストには記載されていません。

応募申請書を提出すると、審査結果が送付されてきます。
手続きの残り半分は補助金実績報告書ですが、これは納車・代金支払後になります。
法人で5種類、個人で6種類の書類です。実績報告に関しては車を販売する方が証明する部分が多いのですが、審査結果の連絡などが購入者に郵送されてくるた め、販売店と連絡をとりあって納期(会計年度などの締め切り)に間に合うようにしなければなりません。納車が遅れている場合の遅延証明なども十分に相談し て行う必要があるようです。


 
●他のトヨタ車との環境性能比較:
トヨタ車にはヴィッツ(1300cc2SZ-FE)のアイドルストップ車のようにカタログ燃費25.5km/lなどがありますが、ここでは、トヨタ最小車パッソを比較車にしました。車体が大きなプリウスも環境性能ではパッソに負けないくらいがんばっています。
メンテナンスデータ 比較車:
ランドクルーザーシグナス
プリウス:
エンジン1NZ−FXE:モータ3CM
比較車:
パッソ1KR-SE
  4.7リッター水冷V型8気筒DOHCエンジン2UZ-FE・5速AT
8人乗り
2470kg
プリウス水冷直列4気DOHC1.5
5人乗り
GツーリングJBL仕様:1300kg
プリウス1500(S):1250kg
水冷直列3気筒DOHC1.0FF仕様
4速AT
5人乗り
900kg
カタログ燃費km/l 6.1 30.0-35.5 21.0
燃料(容量:参考値) 無鉛ハイオクガソリン(96リッター) 無鉛レギュラーガソリン(45リッター) 無鉛レギュラーガソリン(40リッター)
冷却水:エンジン用リッター 15.3 5.3 3.9
冷却水・モーター用およびインバータ用 なし 2.6 なし
オートマチック・トランスアクスルフルード 10.6 3.8(ハイブリッド用) 5.0
エンジンオイル 6.4リットル: 3.4リットル: 2.9リットル
指定オイル 5W-30,5W-20,10W-30 0W-20,5W-30,10W-30 0W-20,5W-20,5W-30
ディファレンシャルオイル 前後合計4.9リットル    
サスペンションフルード 3.7リットル    
タイヤ 275/70R16 114S
275/65R17 114S
275/60R18 112S
195/55R15 86V(16×6JJ)または
185/65R14 88S(15×6JJ)
155/80R13 79S
タイヤ空気圧(ゲージ圧、冷間) 前200kPa/後220kPa 前230kPa/後220kPa 220kPa
応急タイヤ   T125/70D16 96M または
修理キット
T115/70D14
ウィンドウ・ウォッシャータンク 4.5リッター 2.5リッター(寒冷地用4.1リッター) 2.0リッター
主な電力消費      
ヘッドランプ 60(HB3)/55W(H1) 60/55W(H4) 60/55W(H4)
    35W(HID) 35W(HID)+55W(H7)
フロントフォグランプ 55W(HB4) 51W(HB4)