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わが家のカメラたち/ニコンプロネアSが2台になってしまった事件簿!
2002年の6月、仕事で東京の新橋駅(港区)の近くを歩いていてふと中古カメラ屋のショーウィンドウで見つけたニコンプロネアS。 値段が安かったこともあって衝動買いをしてしまいました。
あまり見かけないプロネアSが2台になりました。
一眼レフデジカメのCCDと同じAPS24mmなので焦点距離は1.6倍くらいになります。

1.初めの1台を買ったときのこと。
     
ミノルタX700が故障がちで一眼レフカメラを物色していたとき、APSカメラがはやり始めていました。
各社からAPS一眼レフが新発売になり、これはよさそうと思い、あれこれとカタログを集めました。
オートフォーカス、ワインダー内臓、ズームレンズが標準装備と、今では当たり前のカメラも、X505やX700などの一眼レフしか持ったことがな い身には全てが新鮮、しかも次世代フィルム!APS。さらには学生時代は高嶺の花だったニコンもある、ということでさほど迷いもせずプロネアSを買ってし まいました。何といっても実物を持ったときの感じが、これだ!というものでした。
2.初めてのニコン

軽い、簡単、しかもニコン。どこにでも持ち歩ける一眼レフを手に入れてしまいました。
始めに買ったレンズは20-60mmという3倍ズーム。IXニッコールという新しいレンズは、20-60,30-60,60-120mmという3 台が発売されました。売れ筋は30-60mmの軽量コンパクトレンズでしたが、カメラが軽いのでここは旅行にも便利な広角レンズの20-60mmレンズを 奮発しました。APSフィルムは24mmなので35mmフィルムの場合のレンズの焦点距離とは1.6倍ほど異なり、やや違和感がありますが、38- 100mmといった感じです。かなりコンパクトな30-60mmレンズも魅力ですが、そのうちお金が貯まったらということでしばらくはこのレンズ1本で使 うことにしました。
3.おおはずれ、APS一眼レフ

ところが、APS一眼レフはおおはずれになってしまいました。デジカメブームにも押され、APSカメラ自体があまり売れず、一眼レフに至っては各 社ともすぐに縮小・撤退。30mm判のカメラ自体が非常にコンパクトになり高性能デジカメが普及し始めるとAPSカメラはとても中途半端になってしまい、 比較的高価なAPS一眼レフは全く売れなかったようです。
とても使いやすいプロネアSも製造中止になり、レンズも3本きりで製造中止。売っていた期間がとても短かったためレンズが手に入らなくなってしまいました。
4.衝動買い

中古カメラ屋でみつけたプロネアは、まだ新品同様なのに情けないほどに安い! レンズだけを売って欲しいと交渉しましたが、ボディとのセットでも十分に安い上、もともと品数が少ないためレンズとばら売りすると数があわなくなってしまいます。
同じカメラを2台も持つなどとは考えたこともなかったのですが、ここで見逃すと次はいつ見つけられるかと考え30-60mmレンズを買うために本体も買っ てしまいました。さらに60-180mmの望遠ズームレンズが単品で1台入荷していたのでこれも同時に買ってしまいました。
さすがにカメラボディに望遠ズームだけ2台とというセットで持っている人はめったにいないため、これはレンズ単品での入手です。
こまめに探せばまだまだあるとは思いましたが、今後APS一眼レフが復活するとは思えず衝動買いしました。
5.結果:プロネアレンズ3本

ボディは1台おまけですが、プロネアSと専用レンズはこれで揃いました。写真です(デジカメで撮影)。

上が1台目。3倍ズームレンズ。下が新しく手に入れた2倍ズームのもの。
なんといってもオートフォーカスなのでとても楽。ボディが小さいのでレンズの口径が大きく見えます。
この角度からだと、標準ズームと広角ズームの大きさの違いがわかります。
これ20-60と60-180の2本です。IXレンズの一番短いものと一番長いもの。
と言ってもレンズはたった3本しか発売されませんでした。